ウナギ料理 うな吉(うなきち)

栄養成分について

■名古屋市天白保健所の指導により、食育推進協力店
  として
下記の栄養成分表示表を「うな吉」の店舗内の
  各テーブルにお出ししています。

食育推進協力店
主なメニューの栄養成分一覧
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食事バランスガイド(抜粋)

食事バランスガイドQ&A
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あなたの1日に必要な栄養素(エネルギー等)はどのくらい?
うなぎの栄養素について
※下記に記載の数値や効果等は現在一般的に言われているものであり、あくまでも ご自身の参考資料程度のものにしてください。
うなぎには身体に良いとされる栄養がたくさん含まれています。そのため滋養強壮の代名詞と呼ばれている食品でございます。夏バテ解消の疲労回復の効果以外にも、皮膚などを健康に維持する美容効果や視力の低下、丈夫な骨の維持、口内炎、味覚障害、高血圧の予防、脳卒中の予防などさまざまな効果があります。しかも低カロリーですので、うなぎは身体にとって実に理想的な健康食品であります。脂がのっているので高カロリーに思われがちですが、うなぎの脂肪は良質でDHAやEPAが豊富にある不飽和脂肪酸です。DHAは悪玉コレステロールを減らし動脈硬化をはじめとする生活習慣病を防ぎます。EPAは血液をサラサラにしたり中性脂肪を減少させたりします。そのため、飽和脂肪酸の摂りすぎでコレステロール値が気になる人ほど積極的に召し上がっていただくとよい食品でございます。
■ビタミンA
ビタミンAは皮膚や粘膜を健康に保ち、にきびや肌荒れを防ぎお肌をすべすべにする効果があります。また、病原菌などが体内に侵入するのを防ぐため体の抵抗力を高め、風邪の予防にもなります。それ以外にも「目のビタミン」と呼ばれるように目の健康に深く関わり疲れ目や視力の低下を防ぐという効果もあります。 うなぎ100gに対して含まれるビタミンAは5000IUという成人の1日に必要な摂取量(4000IU)をうな重一人前でまかなえてしまいます。これはさばの約60倍、牛肉・豚肉の約160倍に相当する量であり、ビタミンAの代表である緑黄色野菜にんじんよりも多く含まれています。そのため、うなぎは週に一度ずつぐらい食べていただければ体には非常によい食品でございます。
うなぎ 5000IU にんじん 4100IU 卵黄 1800IU さば 80IU 牛肉 30IU ※各種食品100g中に
  含まれる栄養素量
■ビタミンB1

ビタミンB1は穀類や砂糖などの糖質を分解する際に必要になります。別名「糖代謝ビタミン」とも呼ばれています。そのため、神経や筋肉の働きを良くしたり疲労物質を分解して早く疲れを回復させることや、脳へエネルギーを与えてストレスを和らげたりするなどの作用があります。不足すると乳酸などの疲労物質がたまるため疲れやすくなり、むくみ、食欲不振、動悸、筋肉痛になりやすい、ねむい、だるい等の症状があらわれます。とくに多く含まれているのは豚肉ですが、うなぎにも他の食品に比べて非常に多く含まれています。

うなぎ 0.75mg 豚肉 0.85mg グリンピース 0.33mg ※各種食品100g中に
  含まれる栄養素量
■ビタミンB2

ビタミンB2は、摂取した脂質を効率よく分解してエネルギーに変える働きがあります。そのため一見すると脂の多そうなうなぎですが脂質を分解するという、とてもよい働きをするビタミンを豊富に含んでいます。また、皮膚、爪、頭髪などの健康維持に必要な栄養素であり、皮膚や粘膜を保護し、発育を助けるため成長期の子供さんには欠くことが出来ない大切な栄養素であります(糖尿病の方、妊娠中の女性などにもおすすめです。)。心疾患や脳卒中、がんや老化、白内障を含む多くの眼の疾患を予防します。不足すると口内炎・舌炎・皮膚炎などの症状が生じます。

うなぎ 0.74mg いわし 0.36mg しそ 0.34mg ※各種食品100g中に
  含まれる栄養素量
■ビタミンD

ビタミンDは骨へのカルシウムの沈着、石灰化を調整することにより丈夫で健康な骨や歯をつくる働きがあり、骨粗鬆症を予防します。食品からとるほかに日光を浴びると体内でもある程度つくり出せるビタミンです。欠乏すると、大人では骨軟化症などになり乳幼児の場合はくる病になるおそれがあります。また、虫歯や骨粗鬆症になりやすく、骨折もしやすくなります。

※うなぎ100gで、19μg含まれています。(成人の1日の理想的な摂取量は、5μg)
■ビタミンE

ビタミンEの効果としては、動脈硬化を予防する・老化、ガンを予防する・血行をよくする・貧血の予防・肌のしみ・しわの予防・生殖機能の維持といったものがありますが、俗に「若返りのビタミン」といわれる栄養素として有名です。これはビタミンEが強力な抗酸化作用を持っているためで体内に過剰にある『活性酸素』を抑える作用により、しみの生成を防ぎ、美肌を作る素になります。

※うなぎ100gで、4.9mg含まれています。(成人の1日の理想的な摂取量は、8mg)
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うなぎを召し上がる際は果物や野菜で
ビタミンCを補うのがポイント!
 
■ビタミンC(うなぎには含まれていません。)

うなぎは「マルチビタミン」といわれるぐらい豊富にビタミンを含んだ食品ですが唯一ビタミンCだけが含まれていません。そのため果物や野菜で補えば、ばっちりの栄養バランスのよい食事になります。
果物ならイチゴ・キウイフルーツ、野菜なら、ピーマン・ブロッコリあたりを召し上がれば効率よく摂取できます。 ビタミンCは、体の免疫力を強化し風邪にかかりにくしたりウイルスを撃退して治癒を早める働きをします。また、美容にも大切な役割がありコラーゲンを生成して肌のみずみずしさを保ち、シミやそばかすの予防、色白を保つなどの美肌効果があります。

■DHA(ドコサヘキサエン酸)

頭の働きを良くする栄養素です。脳細胞が活発化するために集中力、記憶力、判断力が高まります。老人性痴呆症の予防や、妊娠中に多く摂ることで胎児の脳の発達に効果を発揮するといわれています。そのほかに血中脂質低下作用、血圧低下作用、抗血栓作用、肝機能改善、視力回復、抗炎・抗アレルギー、抗ガン作用、脱毛抑制作用などがあります。

※うなぎ100gで、約1300mg含有。(成人の1日の理想的な摂取量は、500〜1000mg)
■EPA(エイコサペンタエン酸)

血小板の凝固を抑えて血液をサラサラにしたり、血液中のコレステロールや中性脂肪を減らすなどの働きがあり、動脈硬化、脳梗塞、脳卒中、高血圧などの予防、改善に役立ちます。また最近では、アトピー性皮膚炎、花粉症、気管支ぜん息などのアレルギー症状や、慢性気管支炎をはじめとする炎症性疾患の症状改善にもよいことがわかっています。

※うなぎ100gで、約750mg含まれています。
■コラーゲン

ウナギの皮周辺には女性にうれしい良質な美容成分「コラーゲン」が豊富に含まれています。健康な美肌を作るためには欠かせない要素です。また、ウナギとビタミンC(野菜等)を一緒にとることでコラーゲンもたっぷり採り入れることができます。